ヤスデ駆除 様々害虫駆除について

2月にヤスデ駆除?

2月~3月に「ヤンバルトサカヤスデ」の駆除依頼が来るとは…。

異常気象なのでしょうか。今年の冬、沖縄は暖かだったせいか、様々な虫が一気に繁殖しているようですね。
ことに、今年は早くも「ヤンバル・トサカ・ヤスデ」(沖縄では昔から『やんばる虫』と呼称されています…)が、あちこちで大発生し始めてきています。
【画像があまりに「グロテスク」なので、ご覧になりたい方のみ、任意でここをクリックして、グーグル画像を御覧ください】この虫は、台湾原産の外来害虫で、おもに堆肥(落ち葉等の腐葉土)等の移動とともに、卵や幼虫が運ばれることにより沖縄に入ってきたのでは無いかと言われております。

大きさは2cm~3cmくらいです。
人を噛んだり刺したりする事もありませんし、作物に影響を与えることはまったくありません。

しかし、小さい虫とは言え『グロテスクな姿』をしており、しかも、おびただしい集団で移動し、家屋の外壁をよじ登り、数匹~数十匹、時には数百匹の固まりとなって生息する為に、ひじょうに気味が悪く、沖縄においては「代表的な不快害虫」と言えるでしょう。

またこのヤスデは、刺激を与えると丸まり、刺激臭をともなう分泌液を出しますが、この匂いがとにかく生臭く、何とも言えぬ不快感を与えるのです。

なお、ヤスデの駆除剤はドラッグストアーやホームセンター等で、『ピレスロイド系やカーバメイト系薬剤』が「粉剤」や「粒剤」として販売されています。しかし、「このヤスデの凄まじいまでの繁殖力に、市販薬剤では、まったく間に合わない」という理由から、この2~3年、私どもプロの害虫駆除業者に駆除の依頼をなされる施主さんも多くなってきました。

ヤスデ駆除のシーズンは4月~8月頃、しかし今年は…異常?

じつは、毎年4月~8月の間に、ヤスデの駆除依頼が殺到いたしますが、今年は、この2月中旬から今日まで、もうすでに5件のヤスデ駆除作業を行ってまいりました。これは例年には、見られない傾向です。

この「ヤンバルトサカヤスデ」…。今年はもしかして、大繁殖する可能性があるかもしれませんね。

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