梅雨の時期、蒸し暑くなり始めるとゴキブリの活動が活発になります。
夏ともなると、シロアリ駆除のみならず、連日のように「ゴキブリ駆除」の問い合わせが2~3件は必ずあります。
依頼されるお客様は、圧倒的に飲食店舗が多く、そして次に食品工場や倉庫、一般家庭、さらには病院や医療施設、老人ホームまた学園寮、保育園などもあります。
そして駆除対象のゴキブリの殆どが、「ワモンゴキブリ」と「チャバネゴキブリ」の二種類です。(夏ですと、本当に時々ですが、さとうきび畑や草むらにに囲まれた民家にお住まいの方から「ヒメチャバネゴキブリ」「ミナミヒラタゴキブリ」の駆除の依頼を戴くこともあります。)
ワモンゴキブリ
30mm~45mmと日本の屋内性ゴキブリでは最大で、しかも光沢がありグロテスク。時々羽を広げて飛ぶこともあります。チャバネゴキブリ
11mm~15mmと小型ですが、やはりゴキブリですので、ひじょうに不潔感があります。メスは、卵鞘を大事に尾端にくっつけてあるき、孵化直前に切り離します。
この二種類のゴキブリは、ともに集団で生活し、あちこちに糞とフェロモンを塗りつけますし、また、バイ菌を足につけては、ところかまわず歩きまわりますので、「バイ菌の媒介屋」といっても過言ではありません。
とくにチャバネゴキブリの場合は繁殖力も凄いので、暑い時期などは、僅か2ヶ月ほどで生息数が倍増します。また「ゴキブリは1匹みかけると15匹~30匹はいる」と噂されますが、それも嘘ではありません。
ちなみに「大型のワモンゴキブリ」も「小型のチャバネゴキブリ」も、メスが卵鞘(らんしょう)という卵のカプセルを産みますが、ひとつの卵鞘から、ワモンゴキブリは13匹~18匹程度、そしてチャバネゴキブリにいたっては、何と、約18匹~50匹もの幼虫が生まれてくるのです。
また卵鞘が孵化するまで期間は、気候などにもよりますが、チャバネゴキブリは20日くらいでしょうか。ワモンゴキブリだと、遅くとも1ヶ月半程度で孵化しますので、どちらのゴキブリも「ねずみ算式」にどんどん繁殖していくのです。
よって飲食店舗でゴキブリを発生させない環境を維持していく為にも、定期的なゴキブリ駆除が不可欠といえるのではないでしょうか。私ども会社のゴキブリ駆除法については、次の機会にご説明させて頂きますが、弊社は、独自の特殊ベイト剤と散布薬剤を駆使し『長期間発生を止める施工法』を確立しております。