「沖縄のゴキブリはギネス級にデカイ!」と言われますが…
そのデカイゴキブリの正体こそ、ワモンゴキブリなのです。
写真を貼るべきかを悩みましたが、あまりにグロテスクなので写真の掲載は今回はやめておきたいと思います。どうしてもと言う方は、こちらウィキベディアのゴキブリのページを御覧ください。
ワモンゴキブリは、「ワモン」と名付けられている通り、前胸の背板部分に黄白色の鮮やかな輪の紋が左右1つずつ並んでいます。
体は、褐色で、大きさは、3~4.5㎝もあります。
英名が「American cockroach」となっていることから、アメリカ生まれと思われやすいですが、原産地はアフリカです。
■卵から幼虫になるまでの期間が32日~41日。
■幼虫期間は90日~200日と、環境により少々異なる。
■成虫の寿命は、雄が8ヶ月程度。雌が1年半と長い。
【卵鞘を物陰に貼り付ける】
まず雌は1日~3日ほどの間は、卵鞘を副端につけ歩きまわりますが、家具の物陰など卵鞘を隠し孵化させるのに好条件の場所を見つけると、唾液を塗りつけて卵鞘を貼り付けます。時には、ホコリやゴミなどを付着させてカモフラージュすることもあります。(んーっ、映画のエイリアンみたいですネ)
またその卵鞘には、13個~18個の卵が収まっています。
【脱皮を繰り返して成虫に】
幼虫は成虫になるまで、約11回程度の脱皮を繰り返すと言われております。
【生息場所】
生息場所は高温多湿の場所を好みます。沖縄では、とくにマンホールをあけた時など、何百匹のワモンゴキブリがぎっしり張り付いているケースが多いです。
そこから排水パイプを通って屋内に入ってきますが、少々の水と食べ物があれば、そこで繁殖を繰り返します。
とくに家屋の床下などは、棲息し繁殖をするのに好条件の場所のようで、沖縄の殆どのお宅の床下には、このワモンゴキブリが生息しています。(ただしシロアリ駆除をなさった家屋の床下では、5年間間ほど、ワモンゴキブリが繁殖することはありません…)
【バタバタと音を立てて飛ぶこともある】
ワモンゴキブリ成虫の羽は、結構大きく、時としてバタバタと羽ばたいて飛ぶこともありますが、そんなに長くは飛べずに、適当な場所に直ぐ着地します。
とにかく見た目大きくてグロテスクで、正直いって「キモい」「不潔っぽい」と言って過言ではありません。
本土からいらした観光客が、はじめて沖縄のワモンゴキブリに遭遇し「気絶するほど驚いた!ド肝を抜かれた…」などとよく言いますが、その表現のとおり、とにかくデカくグロテスクなのです。
しかし、ご安心を! 私の務める害虫駆除会社では、このワモンゴキブリ駆除も、独自の「特殊ベイト剤」で長期間駆除いたします。ゴキブリでお困りの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。